フリガナ:アカオニ
正式名:大鎌 赤鬼之大佐(オオガマ アカオニノオオサ)
性別:♂
身長:200㎝、体重:50㎏ 蠍時:10m
一人称:俺
気性が荒いといわれる一種である大蠍妖怪である大鎌一族の生き残り。見た目がかなり厳つく、毒針を常に出しているので狂暴そうな見た目に見えるが、性格はとても温厚で底抜けに優しく臆病でややビビり。30匹兄弟の長男で、面倒見がいい性格。
他種族であり、敵対さえしていた種族である、幼いころのえにし(★モルフォン)を種族の垣根を越えて面倒を見ていた。(そこのつけこんで、えにしは図太く大きく成長できた。)
幼いころから、えにしとは交友があり、今に繋がっている。(えにしが兄として赤鬼を頼って懐いていたのが大きい。)昔から、えにしに支えられる事も多く、今は彼に忠誠を誓っている。
「戦虫(とうちゅう)」として長年、大鎌一族の戦士として「家の誇りを守るため」だけに心を殺して戦ってきた。虫として生きていくためではなく、人間らしさが少し混じった理想を一族が追い求めてしまったので、その中に巻き込まれることとなった。逃げ出すことも止めることもできず、ただただ渦中で生き残るために戦う事しかできなかった。
何度も、百足一族や他の一族と戦争を重ねてきたが、道半ばにして百足一族との戦いに敗れ、殺されるのに恐怖して河原まで逃げた所を成長したえにしと再会し、「夜の屋敷」を作る事になった。
元々大鎌一族は戦いを好む一族ではなかった。周りの虫妖怪達から、見た目の恐ろしさから、戦争に強い狂暴な虫に違いないと思い込まれ、噂になり、それにたきつけられる形で戦争一族へとなってしまった。
現在では、夜の屋敷で毒性の強い個体や、人間や他の妖怪へ危害を加える可能性の高い子達たちの面倒を主にみている。武術の腕も衰えていないため、稽古つけてあげることも多い。
基本的にはやさしいが、その虫達を思って厳しく接することもある。
また、もともと資産家の家の為、一族の隠し倉庫の鍵を持っており、貴重な宝を多く保有している。その中から、夜の屋敷を守るために兵隊となる虫たちへ武器を与えたりする。(ほぼえにしに強奪されている)藪知らず(★スピアー)へは、スピアナイトと二振りの刀を渡した。
「殺すためではなく、命を守るために最終的に武器を振るう」事を若い虫たちに叩き込んでいる。自分の一族の跡を絶対に辿らせはしない。
主食は果物。甘い柿やミカン、桃などが大好物。手先がとても器用で、鋏を上手に使って裁縫をする。幼虫たちの服をこしらえてくれるのも彼。趣味はパッチワーク作り。
「毒虫として生まれてきたからには、自分の立ち振る舞いを注意することが必要になる。誰かを不必要に襲ってはならん。何倍にもなって返ってくるぞ。」
「墓か・・・人間はそうやって、生き残っていく者はけじめをつけていくのだな。我々は自然の中で永遠に命が回る。家族や同じ種族の個体が亡くなってもさみしさは感じない・・・はずなのだがな・・・。」
Comentarios