昔の名前:九十九行脚(つくもあんぎゃ)なだら
性別:♂
身長:156㎝、体重:23㎏ 百足時:5m
年齢:100歳弱
一人称:オレ
大百足妖怪一族の青年。しっぽ部分である曳航肢(えいこうし)の数がとても多いのが特徴。
生まれたての頃のトラウマが原因で非常に強い毒を持ち、百足の狂暴性に拍車が掛かってしまった。いつもは冷静にしており、話もちゃんとできるが、調子が悪くなると突然威嚇体制になったり、嚙みついてきたりする。動きが素早いので避けるのは困難。夜の屋敷の大人だけではなく、子どもたちへも何度も噛みついてしまった。動き回っている時と、触覚と曳航肢を激しく動かしているときは危険信号。表情は無表情なので分かりにくいことが多い。
百足たちとは仲良くできるが、ほかの種族の虫達とは中々仲良くできない。藪知らず(★スピアー)とは珍しく仲良くしている。(藪知らずが積極的にかまってやってようやく心を開いた感じ)不眠症と神経障害持ちなので、蛾眉(★ウルガモス)から薬をもらっている。
他の幼虫たちが近寄らないように、専用の個室を貰って暮らしている。さながら、人間に代われるペットの百足にも見える。よく脱走するので大変な騒ぎになる。
食事も、人間のごはんや昆虫ゼリーを食べることができないので、生肉を貰っている。
100匹兄弟の63番目の子供。幼少期、母親が人間から殺虫スプレーをかけられ、体の半分が麻痺したことにとても心を痛め、泣いてばかりいた。その後、人間に家に火を掛けられ、母親や多くの兄弟たち、生まれてくるはずだったはずの妹や弟たちを亡くし、たった一匹で生き抜いていた。他の虫や鳥達から餌として狙われ逃げ回っている所で、えにし(★モルフォン)に保護され、夜の屋敷で育てられる。
過去のつらい思い出がフラッシュバックしてしまう事がよくあり、しんどそうにしている。
大切に育ててもらったおかげで何とか、成虫にはなることができたが、危険要素が高いため独り立ちをして子孫を残すことは許されていない。
百行(★ペンドラー)とは生き別れの兄弟であり、百行は兄にあたる。
騒がしいことが苦手で、夜活動するタイプになった。蛾眉は苦手。えにしと赤鬼(★スコルピ)によくなついている。
元々心根はやさしいので、幼虫達と交流することは許されていないながらも、思いやった言葉を発することがある。本を読むのが好き。やや人見知りしがち。
「人間の書いた小説はすごく面白いね。もっとたくさん読んでみたいよ。」
「オレがあの時成虫だったら、もっと強かったら、母さんを救うことができたのだろうか」
りょじさん宅八さんとは幼馴染
「八ちゃん・・・お帰り。外のお話聞かせてよ。・・・今度一緒にパンケーキ・・・?食べに行けたらいいな」
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