フリガナ:ガビ
正式名:長い神様の名前があったが、呼ばれなくなった事もあって忘れてしまった。
蛾眉という名前は守護する里山の名前である。
性別:♂
年齢:不明。近年50年間の間に信仰が失われたのでそれ以上前から存在はする。
身長:220㎝、体重:50㎏ 蛾状態:5m
一人称:俺
元蛾眉山を守護する山神であり、12つの集落で信仰されていた氏神。
「太陽の化身」として崇められていた昼蛾。村が水害で危機に瀕していた時や冷害で不作の時にその太陽のような羽で大地を温めた。と伝えられていた。彼の存在も、ルーツも口伝で伝えられていたため、人間に完全に忘れ去られる民話である。
集落の人間が減少し、50年前に最後の集落が無くなったことにより、神としての役割を終えた。(村の問題がいろいろ深刻で、神社を移してもらう事も無く、ひっそりと忘れ去られていった。)
消えてしまう存在となったが、村人が完全にいなくなる前にこのままでは、山を守ることができなくなると腹を決めて、神の座を降り、えにし(★モルフォン)の元を訪れ、妖怪へと成り果てた。今は自身の妖力で山の主要部分のみ限定で守っている。里山のわりに規模が大きくてこれだけで精いっぱい。神紋は剥がれ落ち、名残が残った。思い出の中に人間との絆は残っているが、目に見える形で忘れないために、常に携帯している。
神の役割(村にいい風を下す、悪いものを村に入れないように防衛する等)を果たすために、自分一匹でほぼ対応していたため、華奢だった体はかなりごつく変貌してしまったが、根は全く変わらない。優しい神様のままである。
目的のためには自分自身さえも犠牲にしてしまう考え方の為、えにしとかなり似た考えの持ち主。
他の山神との交流も、修二会(★ダーテング)を通して積極的に行っていたが、今は立ち消えてしまった。
山を守りつつ、夜しか出てこれないえにしに代わって「夜の屋敷」の朝昼の番をしている。
朝の虫たちのお世話をしつつ、成虫となった虫妖怪達の師範も勤める。面倒見の良さと豪快さから「アニキ」と慕われているが本人としてはお兄ちゃん扱いしてほしいんだそう。
幼虫たちのことをとても愛しており、愛でたいが声がデカく動作が荒いので大体怖がられるため、遠くから見るにとどめている。出来るところでサポートする。
昔から、放置されてしまった巣の卵(育児放棄、巣を捨てざるを得なかった、親が亡くなってしまった 等の様子が見られるもののみ)を勝手に温める癖があり、今も継続中。外出すると大体、とてもうれしそうに卵を持って帰ってくる。還った赤ちゃんを見るのが何よりの喜びだが、大体他の虫に育てるのをお願いする。(体温が高すぎるので生まれたばかりの個体はすぐに悪影響が出てしまう)
経験・知識も豊富なため、虫や虫妖怪に限って、簡単な治療や処方箋を出すことができる。
多趣味な為いろんなことが好き。
人間に対する態度も虫の前と変わらない。人間が助けを求めていたら何の考えなしに助けに行く。信仰を取り戻したいのではなく、そこに困っている生物がいるなら助ける。という感覚。
「おう!お前!!飯食ったか!歯磨いたか!くそしてねえなら帰れ!!!!」
「なんだもう食わねえのか!!!!そしたら昼の握り飯にしてやる!」
「感謝は望むもんじゃねえよ。結果に付いてくるもんだ。」
鶴啼さん宅奈々恋さんの稽古をつけている
「勢いだけはいいがまだまだだなあ~これからも頑張れよ!」
りょじさん宅八さんの幼い時の面倒を見ていた
「おかえり~八ちゃん!お土産話をちびちゃんたちに聞かせてあげてくれ!」
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