フリガナ:ナグシ
正式名:和国の王
性別:男性
身長:200㎝、体重:130㎏
一人称:私
数千年前の人物。
「和国」とはジョウト地方にある、大国の昔の名前である。
農民に寄り添った統治を進め、貴族たちを兄弟間で管理し続け、敵国から盾で国を守り続けた素晴らしい王として今もなお語り継がれている、歴史上の人物。
歴史上では、暴君である信(ザシアン)を殺し、国に平和をもたらした人物として伝えられている。国には彼の像が数多く残されている。
生前は穏やかで寡黙な性格で声を荒げる事はほとんどない。華美な生活を嫌い、質素な生活を好んだ。田畑に赴き、農民と共に田畑を耕す事に専念していた。自分は王にふさわしい人間ではない事を、王になる前から語っていたという。
気品と強さを併せ持つ才能ある兄である、信をとても尊敬していた。
万暦(ムゲンダイナ)が強襲してきたときは、信の命令により、国民を守ることに専念していた為、前線には出ていない。
万暦の危機が去ったが、万暦の攻撃により国はほぼ壊滅状態となり、被害は甚大なものとなった。国民から責め立てられる信が下した命令により、信は、ガラル国へ島流しされ、彼は王となることになった。信の妻や子供たちは和の手で処刑された。
これ以降、和が笑う事は一度たりともなかったという。
没してなお、兄を心配しひっそりと霊体で見守っていた。(他国の王なので、力が弱く実体になれる事は無かった。)
万暦の完全復活の際に、巫女のあおい(サーナイト)に実体として召喚してもらい、信に手を貸す事となる。
盾の名前は「百八十縫之持盾」(ももぬひあまりやそむひのもちたて)
鋼で出来た盾だが非常に軽いのが特徴。
王の無事を願った巫女の神通力を込められた縫物が施されており、あらゆる攻撃を防ぐと言われる。和が作成を依頼したのではなく、農民が巫女へ依頼し、献上された物。
国に飾ってある盾はレプリカであり、本物はなぜか睦月家が保存していた。
機転が利いたあおいの父の、月の海(★エルレイド)が後に届けさせる。
「私は騎士と呼ばれるには相応しくない。命を守る為に当たり前の行動をしているだけにすぎませんから。」
「・・・仕事以外で話すのはあまり好きではありません。」
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