妖怪や物の怪の類を永遠に封印し、人の世の平穏を守る一族である、神無月家の若き家長。 来るものを拒むラナキラマウンテン頂上近くの奥深い土地に広い住居を構え、静かに封印を続けている。 神無月家は、月夜見家の分家にあたり、月夜(デスカーン♂)とは従弟である。
アローラ地方の古き神である月の神ルナアーラを信仰している。
神無月家を継ぐ者として、幼い時から独自の教育で育てられた為、戦国時代の武将の子並みの精神年齢である。 神無月家に代々渡る、物の怪たちの何重の呪いを受けて生まれた為、病弱体質。毎日を床で過ごしている。 一家のうちで一番持っている力が強いとされているが、引き寄せる力も強いため、ほぼ外には出れない。 封印された魔のモノの呪いの声が常に聞こえている為、常にヘッドフォンをして、いくつもの結界に囲まれて過ごす。 それを補うほどに、厳しい修行を耐え抜いてきたため、自分の人生に絶望することなくすべてを受け入れ穏やかにふるまう。 生まれてから一度も屋敷の敷地外に出たことがない。遊びに来る月夜の話を聞くのが唯一の楽しみ。 本や漫画を読むのが好きで、ジャンプやらコロコロやら漫画雑誌を定期購読している。 病弱なくせに何故か喧嘩が強い。ミカンとコタツが好き。
神無月家について- 月夜見家の負担を減らすために、一番土地を持っている一家が、魔物を封印に特化した力を身に着け、それを引き受けた。 月夜見家からの援助は厚いが、一生呪われ続ける一家として、月夜見家の犠牲の家との認識が裏でなされている。 神無月家の名前は、神を信仰しつつも神の力を借りずに自分自身の力で先を紡ぐ事を決心した名前である。 -この地に神は有らず。有るのは青ざめた月である- 神がいない=神の加護の無い土地=危険であるから立ち入りを禁じる 閉鎖的な一面が強く、学者や研究者の受け入れをひどく嫌がる。遭難者を渋々保護するレベル。 一家は封印した魔物からの呪いを受け、非情に早死する。 祟り神の封印の為に、魅畄魔という怪鳥を祀っている。神無月家の鬼門は魅畄魔の方角と言われている。 他のお寺や神社が預かり切れない禍々しいものを預かって供養したりする。
家は広いのにやたら立ち入り禁止が多い。
「俺は別に自分の人生嘆いたりしてないよ。楽しいことも多いしね。」
「死にたくなかったらこの客間から出ないようにしてください。お願いしますね。」
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